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今月の活動

ガラス交換

人の往来の激しい建物や、騒音や粉塵といったものが問題となる場合、
我々の工事は、休日に行う事になる。

人目を気にせず、堂々と工事ができる事は有り難いが、養生や清掃を
きちんと行っていないと、休日明けにクレームを頂戴する事になるので、
その点については、十分に配慮して工事を行わなくてはならない。

清掃は最後に行うのだが、できるだけ楽にできるように作業するのも
ひとつの方法だ。

今回はガラスの交換作業を行ったのだが、割れたガラスをやみくもに
取り外して(壊して)は、ガラスの破片が広範囲に飛散する。

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このように、ある程度の大きさにカットしていく方が安全でもあり、
ガラス片の飛散も防止できる。

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ガラス切りで、ガラスにケガキを入れる。

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軽くガラスに衝撃を加える。

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手でガラスを外す事が可能となる。
(写真の順番が少しおかしいのは、目をつぶる)

昔のスチールサッシのガラス交換は、少々手間がかかる。

今回のガラス交換は、嵌め殺し窓と呼ばれる、開閉する事のできない、
四方を枠に囲まれたガラス。

ガラス押さえと呼ばれる鉄製の枠を外さないと、ガラスの取替ができない。

古い建物だと、このガラス押さえはプラスネジでなく、マイナスネジで
ある事も少なくない。

ただでさえ、廻しにくいマイナスネジに加え、その後のメンテナンス等で、
塗装が塗り重ねてある事が多く、まともに廻る事の方が少ない。

今回の場合、4本あるネジの内、廻ってくれたのは僅か1本。

仕方なく、残りのネジは、マイナスドライバーの先を叩き込んで、
ネジ自体を切断する方法を選択した。

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矢印下にあるネジ位置に、ドライバーの先を何度も叩き込む。

文章では伝わりにくいが、職人さん泣かせの作業となった。

今回は、それ以外にも、もうひとつ難儀な事が見つかった。

スチールサッシである以上、腐食する可能性は、他の材質に比べて
避けようのない材質だ。

外部サッシの腐食≒漏水の発生に繋がる。

過去にそうした問題があったようで、防水作業の形跡があった。

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左側の赤丸部分は防水作業がなされていないので、ガラス押さえと枠が
分離した状態となっている。

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こういう場所はそれなりの悩みが発生するが、今回の交換部分については、
ガラス押さえの形状はしっかりとしていても、防水層の役目を果たしている
繊維状のものを切断しないと、外れてこないという状態だった。

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赤丸のネジ部分を苦労して切断したが、黄線の中央の角の部分を切断しない
限り、ガラス押さえは外れそうもない。

枠に濡れた跡が見えるのは、職人さんが流した汗。

この汗につられて、やぶ蚊が集まり始めたので、作業環境向上のため、
トランクに常備している、蚊取り線香の登場となった。

極めて古典的な手段ではあるが、効果の方は大きい。

ようやくガラス押さえが外れてくれた。

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小さな粒状のものは、ガラスを固定しているパテと呼ばれるもので、
硬化していてなかなか外れず、しかも一度にドッサリと外れずに、
細切れになってしまうため、これを剥がす作業も困難だ。

人力に頼っていると時間がかかるので、電動工具を用いて一気に
パテを斫る(剥がす)作業を行う。

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これがまた曲者。

作業は確かに早くなるが、粉塵の発生が多く、風が吹き込んでくるため、
建物内にその影響がでてくるのだ。

職人さんが作業する間、こちらはひたすら清掃作業に力を注ぐ。

箒掛け → 掃除機掛け → 雑巾掛け

久々に、ふくらはぎが筋肉痛だ。

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